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『ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない』(ジョジョのきみょうなぼうけん パート4 ダイヤモンドはくだけない、''JOJO'S BIZARRE ADVENTURE Part4 Diamond is unbreakable'')は、荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』のPart4(第4部)。スタンド(幽波紋)シリーズ・第2弾。サスペンス・ホラー漫画に分類される。 単行本29巻 - 47巻(1992年 - 1995年)に収録。 『ダイヤモンドは砕けない』は後年に付けられた副題で、連載当時の副題は「第4部 東方仗助」。なお、文庫版で付けられた日本における英語表記はDiamond is not Crashだったが、これは英語としては誤った表現であるため、後に発売されたゲーム版や画集、アニメではDiamond is unbreakableへと変更された。 2015年10月24日には、テレビアニメ化が決定したことが報じられた。 == あらすじ == エジプトでのDIOとの決戦から10年以上の月日が流れた1999年。日本のM県S市杜王町(もりおうちょう)で、そこに住む高校生広瀬康一の視点と語りによって物語は始まる。 海洋冒険家となった前部の主人公空条承太郎は杜王町へとやってきた。それは老いて死を実感するようになったジョセフ・ジョースターの遺産分配について、調査の結果ジョセフの隠し子(承太郎の年下の叔父)である東方仗助(ひがしかた じょうすけ、ジョジョ)が日本に住んでいることが判明したためであった。承太郎は康一に東方家の場所を尋ねるが、そこで偶然にも不良学生に絡まれていた仗助を発見する。当初は腰が引けていたが髪型を侮蔑された怒りでスタンドを発現し、不良学生を撃退した仗助に承太郎は驚く。 承太郎は仗助にジョースター家のことを伝えるとともに、日本に来た理由としてもう一つ、仗助を探す過程でジョセフが念写した写真により、凶悪犯罪者アンジェロがスタンド能力を有して街に潜んでいることが判明、注意することを伝えた。しかし東方家に忍び込んだアンジェロのスタンドの手により、仗助の祖父は殺害されてしまう。 戦いの末アンジェロを撃破した承太郎と仗助は、アンジェロはある男が用いた「弓と矢」によってスタンド能力を得たこと、その男と「弓と矢」はDIOと関わりがあることを知る。そしてその「弓と矢」によって街中にスタンド使いが増え始めていた。その一連の事件がDIOの呪縛によって不死となった父を殺すスタンド使いを探す虹村形兆・億泰の兄弟によるものと知った仗助だが、形兆は彼が覚醒させたスタンド使い音石明によって殺害され、「弓と矢」を奪われてしまった。 億泰および承太郎、更に新たに「弓と矢」でスタンド能力を発現させた康一との協力でついに音石を撃破し、「弓と矢」を回収した一行。そして父ジョセフ・ジョースターと対面した仗助だが、杜王町には未だ形兆や音石によるスタンド能力者が多数存在、彼らが引き起こす奇妙な事件に巻き込まれる日常で岸辺露伴や重ちー(矢安宮重清)らとの交友を深めていく。 ある日、 康一と露伴はスタンド能力を用いて女性を狙う殺人鬼吉良吉影の存在を、彼に殺された被害者杉本鈴美の霊と遭遇することで知る。そして吉影によって重ちーが殺害されてしまう。重ちーが残した手がかりをもとに吉影を追い詰めた仗助一行だが、吉影は顔を変えて他人になりすまし逃げてしまった。さらに吉影の周辺調査を続ける一行は、吉良家にてもう一つの「弓と矢」を発見。さらに死してなおスタンド能力で子を守ろうとする吉影の父吉良吉廣が、その「弓と矢」を奪って街へ逃走した。 別人川尻浩作へとすり替わって生きようとする吉影、それを守るために新たなスタンド使いを生み出す吉廣。それに対抗する仗助一行と、変化した父の正体を知り対抗する意思を固める浩作の息子早人の戦いへと物語は収束していく。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ダイヤモンドは砕けない」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Diamond Is Unbreakable 」があります。 スポンサード リンク
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